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芸術製品シリーズ
明和電機の四つの芸術製品
明和電機の「芸術製品(アート作品)」の開発はまず、世界に対する疑問や好奇心から生まれた自分の中の新しい常識「ナンセンス」の発見から始まります。この「ナンセンス」は、エネルギー産業における「資源」に似ています。そこで明和電機ではアート作品を「芸術資源」と呼ぶことにします。
はじめは漠然と発見された「芸術資源」であるナンセンスを、リサーチやたくさんのスケッチを描くことで明確にします。そして、さまざまな素材や機械加工技術を使って現実世界に発掘していきます。この作業によって「芸術資源」は「芸術製品」へと転換されます。 取り出された「芸術製品」たちは、似たもの同志が集められ最後は「シリーズ」としてまとめられます。
こうして生まれた芸術製品は、現在大きく四つのシリーズに分類されます。「自分とは何か?」をテーマを魚というシンボルで表現した「魚器(NAKI)シリーズ」。100Vで動くナンセンスな電動楽器「ツクバシリーズ」。“声”の持つ「仕組みと呪術性」を機械で表現した「ボイスメカニクスシリーズ」。そして「女性とは何か、生物的なメスとは何か」をテーマに花をモチーフとして表現した「EDELWEISSシリーズ」。
こうした四つの芸術製品たちは、それぞれまったく異なる「芸術テーマ」を持っていますが、それぞれが有機的につながっておりいわばひとつの大きな「ナンセンス・マシーン」としてとらえることができます。