製品

アートからマスプロダクトへ

明和電機の製品開発の出発点には、芸術家・土佐信道のインスピレーションがあります。「自分とはなにか?世界とはなにか?」という視点から、自分の中の「不可解」を探ります。この不可解をとらえるために、土佐はたくさんのスケッチを描きます。スケッチの前半は本能的に描いた絵ですが、後半ではエンジニアリング的な分析を行うので、スケッチは「図面」や「コンセプト」になります。

この土佐が作った「図面」と「コンセプト」をもとに製品開発を行い、社会に発表していくシステムが「明和電機」です。明和電機の工場では「図面」と「コンセプト」をもとに、工員さんと土佐の夢寐地が工業技術を使って「ナンセンスマシーン」を作ります。この一点だけ作られた製品を「芸術資源」と明和電機は呼んでいます。

通常、芸術家であれば「芸術資源」を売って利益を得ますが、明和電機はそれを売らずにさらに日展開して収入を得ます。展開の方法は二つあり、外部の企業とコラボレーションして量産する「マスプロダクト(大量生産)」、もうひとつがナンセンスマシーンを大衆に見せて収入を得る「マスプロモーション」です。この二つをまとめて「マスプロ」呼んでいます。

このように明和電機では、芸術家・土佐信道のインスピレーションをエンジニアリングによって分析し「ナンセンスマシーン」を作り、そして「マスプロ」によって大衆に届けています。これを明和電機では「マスプロ芸術」を読んでいます。

アートからマスプロへ

コア部:土佐信道(at ドトール)
開発部:工員さん
マスプロモーション:(例)展覧会
マスプロダクト:(例)オタマトーン

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